炎馬: ねえ、聞いたことある?「鞍上未定」というジオグリフの真相ってどうなんだろう?
炎馬: そうなんだ!ルメール騎手ってすごいから、万が一のために予備の騎手を確保しておくんだね。
氷馬: そうみたい。でも、その予備の騎手は既に押さえてるって噂もあるんだけど、発表するとルメール騎手が乗れなくなっちゃうから、最後まで発表を待ってるんだって。
炎馬: なるほど、確保してる騎手がいるのに公表しないのは、ルメール騎手を乗せられるようにするためなんだね。
氷馬: そうそう。木村厩舎って、基本的には馬と騎手がセットで選ばれることが多いけど、ルメール騎手に乗ってもらうことを優先してるみたいだよ。それにしても、皐月賞馬を用意してるなんて、本当に特別待遇だよね。
炎馬: そうだよね。でも、今年の日本ダービーでも同じようなことがあったんだって。
氷馬: 本当?どうだったの?
炎馬: 木村厩舎がスキルヴィングとノッキングポイントって2頭をエントリーしてたんだけど、スキルヴィングの鞍上は早くからルメール騎手って噂だったのに、ノッキングポイントの鞍上は未定ってなってたんだよ。
氷馬: それで最終的には北村宏司騎手がノッキングポイントに乗ったんだよね。レースでは5着になったけど、騎手が発表されるまで先延ばしになってたのも、もしかしたらルメール騎手への配慮だったのかもしれないんだよ。
炎馬: なるほど。やっぱりルメール騎手と木村厩舎の間には絶大な信頼関係があるんだね。