キタサンブラックの種付け料が2000万円に設定されていることに対する驚きの声が相次いでいますが、その理由はイクイノックス以外にまともな戦績を持つ種牡馬がいないことです。
しかし、イクイノックスが史上最強馬とされるならば、その価値は納得できるものでしょう。
2000万円の高額な種付け料は、イクイノックスの影響でキタサンブラック産駒が晩成傾向だと誤解されていたことが大きな要因ですかね。
実際にはキタサンブラック産駒は早熟寄りであり、この価格設定は期待に応えられなかった場合のリスクがありますね。
また、キタサンブラックの種付け料が高額であることについては、需要と供給のバランスで決まる商品である種付け権利の価値に基づいているという意見もあります。
さらに、キタサンブラック産駒の戦績に関しては、地方交流を除いて古馬重賞未勝利という事実が指摘されています。
しかし、一方でキタサンブラック産駒は芝やダートでG1クラスを出せる能力を持ち、障害競走でも重賞レベルを示せるとされています。
その勝ち上がり率も平均以上であり、最高の限界はイクイノックスとされています。
この点から考えると、キタサンブラックの種付け料は適切なものと言えるかもしれません。