黒馬:アスコリピチェーノは、昨年デビューから3連勝で阪神JF(GI)と2歳女王の座を射止めた実力馬です。
前走の桜花賞(GI)では、4角で勝ち馬のステレンボッシュに弾かれる形となり、その後も追い上げを見せましたが、ロスが響き2着に終わりました。
それでも、スムーズさを欠いた中で連対を確保したのはさすがと言えるでしょう。
デビューから全てのレースで上がり33秒台を記録し、末脚の威力は世代屈指です。
今回は牡馬相手となりますが、決め手勝負ならば十分に渡り合えるでしょう。
また、過去10年のNHKマイルCでは、前走の桜花賞で1番人気だった馬が2頭出走し、1勝2着1回という高い連対率を記録しています。
このデータはアスコリピチェーノにとって心強いものであり、過去の傾向を考慮すると、今回も好走が期待できるでしょう。