炎馬: 今年の1番人気は、リアルスティールの初年度産駒で、大器と評判のレーベンスティールだって聞いたことある？
氷馬: そうなの？すごいね！どうして評判が高いの？
炎馬: デビュー戦で将来の皐月賞馬であるソールオリエンスと接戦を演じたからなんだよ。陣営も彼のポテンシャルを認めているみたいで、まだひ弱な面もあるけど、完成されるのは古馬になってからだって。
氷馬: なるほど、初戦からソールオリエンスと同じくらいの競馬をしているんだね。それで4戦2勝、2着2回っていう堅実な成績なんだ。
炎馬: そうなんだ。今年の初戦は1勝クラスで2着になっちゃったけど、次のレースでは圧勝したんだよ。東京の芝1800メートルで5馬身差の勝利だったんだって。最後の3ハロンは33秒0という最速の末脚を見せて、2勝目を挙げたんだよ。
氷馬: すごいスピードだね！勝ち時計の1分47秒4も、古馬2勝クラスの勝ち馬と比べても0秒1しか遅くなかったってことだよね。本当に優秀な馬なんだね。でも、重賞は初めての挑戦なんだよね？
炎馬: そうなんだ。リアルスティールの産駒でオールパルフェがG2のデイリー杯2歳Sを勝ってるけど、春のクラシックには出走してないんだよ。だから、この馬には大きな期待がかかってるんだ。
氷馬: それはわくわくするね！それに鞍上は、このレースを2度制した経験のある戸崎圭太騎手なんだ。秋に向けての充実した準備の一環として、このレースが通過点になるかもしれないね。
炎馬: そうだね！レーベンスティールの活躍に期待だね。
