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「名馬紹介」世紀末覇王テイエムオペラオー

炎馬:ねえ、テイエムオペラオーってすごかったよね。あの馬のこと思い出すと、強さを感じるよね。

氷馬:本当にすごかったよ。でもね、思い出すと同時に「長かった」という言葉も思い浮かぶことってあんまりないよね。

 

炎馬:そうだね。20世紀最後の年、テイエムオペラオーが「統治」したのはちょうど1年間だったんだよね。でも当時は本当に永遠に続くものみたいに感じられたんだよ。

 

氷馬:その年、どんなレースに出てもテイエムオペラオーは負けなかったよね。京都や阪神、東京や中山で走っても勝っていたし、年が明けて初戦や前哨戦、秋の始動戦でも負けなかったんだよ。盾のレースでもグランプリでも、世界のトップクラスの競争相手でも、どんな馬場でも勝っていたんだよ。

 

炎馬:そう、5つのGIレースを含む8戦全勝という驚異的な成績を残したんだよね。古馬中長距離のGIレースを全部制覇した馬は、後にも先にもテイエムオペラオーだけだよ。しかもそれをたった1年で達成しちゃったんだからすごいよね。

 

氷馬:それに、GIレースをいくつも勝ちながら、その年を無敗で終えた馬としても、テイエムオペラオーは初めてだったんだよね。シンボリルドルフナリタブライアンタイキシャトルディープインパクトなど、他の有名な馬たちもそれができなかったんだよ。

 

炎馬:そうだね。99年もテイエムオペラオーはライバルたちと激しい競争を繰り広げて、たくさんの名勝負を見せてくれたよね。あの年も本当に熱い1年だったよ。

 

氷馬:でも、01年にはメイショウドトウに逆転を許したり、歳下の馬たちに負けたりしてしまったんだよね。でも最後までテイエムオペラオーは王者らしく闘い続けて、その姿は「君臨」の一つの形だったと思うよ。

 

炎馬:通算で7つのGIレースを勝ったってすごいよね。交流重賞を除けば史上最多タイだし、収得賞金額も18億円以上で世界歴代1位の偉大な記録だよ。

 

氷馬:それでもやっぱり、00年の「年間無敗」がテイエムオペラオーの核心なのかもしれないね。あの年のことを思い出すと、本当にすごい馬だったって感じるよ。

1996年3月13日生 牡 栗毛
父 オペラハウス
母 ワンスウェド(父 Blushing Groom)
馬主/竹園正繼
調教師/岩元市三(栗東)
生産牧場/杵臼牧場(北海道・浦河町)
通算成績/26戦14勝
主な勝ち鞍/00・01天皇賞・春(GI)
       00有馬記念(GI)
       00ジャパンC(GI)
       00天皇賞・秋(GI)
       00宝塚記念(GI)
       99皐月賞(GI)
       00・01京都大賞典(GII)
       00阪神大賞典(GII)
       00京都記念(GII)
       99毎日杯(GIII)
馬名の由来:冠名+父名の一部+王

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