炎馬: ねえ、タニノムーティエってすごい競走馬だったみたい。1969年にデビューして、同年の阪神3歳ステークスで優勝していたんだって。
氷馬: え、それだけじゃなくてクラシック三冠路線でアローエクスプレスとのライバル関係を築いてたんだって。春クラシックではA・T対決って呼ばれてたんだって。
炎馬: そうなんだ。それで同馬を退けて皐月賞と東京優駿(日本ダービー)の春クラシック二冠を制したんだよ。
氷馬: でも秋には喘鳴症って呼吸疾患が発症してしまって、菊花賞では大敗して引退しちゃったんだよね。
炎馬: そうなんだ。でも、引退後は種牡馬になって、啓衆社賞最優秀4歳牡馬にも選ばれてたんだって。
氷馬: すごい実績だね。18戦12勝っていうのもすごいし、競走馬としても種牡馬としても活躍してたんだね。