
注目を集めていたキタサンブラック産駒の5世代目ですが、デビュー戦線の序盤ではやや苦しい立ち上がりとなっています。「今年は当たり年」と期待されていたファンにとっては、やや肩透かしの内容かもしれません。
もっとも、種牡馬の活躍ぶりには毎年バラつきがあるのが常。エピファネイアとキタサンブラックは特に、“交互に当たり年が来る”ような印象が強く、2024年産駒の動向を見るに、今年はエピファネイアの年になりそうです。
昨年はクロワデュノールのように、早期から完成度の高い馬が出てきましたが、基本的にキタサンブラック産駒は成長力で勝負するタイプ。2歳夏時点で見限るのは早計で、秋以降に真価を発揮してくるのではないでしょうか。
なお、キタサンブラック産駒はGⅠでの実績こそ目立ちますが、勝ち上がり率や条件戦での堅実さといった指標では、キズナ産駒と似た傾向にあります。
だからこそ、早い時期に勝ち星を量産するようなタイプを期待するよりも、クラシックを目指す素材型が多いと捉えたほうがよさそうです。
今後どこかで流れが変わるか、5世代目の巻き返しに注目したいところです。