炎馬:エリザベス女王杯を勝ち取った時、すごいパフォーマンスだったよね。それに札幌記念でも牡馬の強豪たちを圧倒しちゃったし。
氷馬:芝でも頼りになる力を見せたんだよ。でもダートでの驚異的なパフォーマンスは別格だったね。
炎馬:1995年のエンプレス杯は大差で勝ったし、96年には本当に快進撃だったね。川崎記念、フェブラリーS、ダイオライト記念、群馬記念、帝王賞、エンプレス杯、マイルチャンピオンシップ南部杯、浦和記念まで制覇して、アマゾンオペラやライブリマウント、ヒカリルーファス、キョウトシチーなどの強敵にもダートで8戦全勝だったよね。
氷馬:いつも先頭で競走して、後続を引き離しての勝利だったし、セーフティリードを築きながらも最後まで全力で走り抜いた姿勢が印象的だよね。
氷馬:もし現代のダート路線が整備されていたら、もっと高い順位になってたかもしれないね。
炎馬:97年は川崎記念を連覇した後、ドバイワールドCに挑戦したけど、レース中に故障してしまったんだよね。異国での挑戦が無念な結末を迎えたね。
1990年3月26日生 牝 鹿毛
父 ナグルスキー
母 タケノファルコン(父 フィリップオブスペイン)
馬主/金森森商事(株)
生産牧場/酒井牧場(北海道・浦河町)
通算成績/42戦16勝(うち地方9戦9勝、海外1戦0勝)
主な勝ち鞍/93エリザベス女王杯(GI) 96フェブラリーS(GII)
96・97川崎記念(交流重賞) 96マイルチャンピオンシップ南部杯(交流重賞)