秋華賞でセキトバが57秒1の大逃げを見せ、藤岡騎手は「ペースは速くなかった」とコメントしましたが、しょうもない溜め逃げではなく、見応えのあるレースだったのは良かったです。
藤岡騎手はTARGETで調べても逃げ成績が非常に良く、今回は攻めた騎乗を見せました。
馬場を考慮すると、確かにタイムはそれほど速く感じませんが、パドックで入れ込んでいたセキトバが一息つけていれば、もっと良い結果が出たかもしれません。
ただ、セキトバは行くと止まらないタイプの馬で、大外枠からのスタートで前に行くしかない状況だったため、こうなることはある程度予想できました。
前走では中間でしっかり息を入れて走っていたのに、今回はなぜかずっと飛ばし続けていたのが不思議です。
芝2000mなら、未勝利戦でも1分58秒台が出るほどの軽い馬場なら別ですが、今日のような馬場で前半1000mを57.1秒で走るのは明らかにオーバーペースでした。