
スプリンターズステークスで注目を集めたサトノレーヴ。しかし、結果は期待外れ。調教後体重が530kgという数字を見た時点で、嫌な予感が漂っていたのは事実でしょう。
思えば、ロードカナロア産駒はこのレースでいまだ勝ち馬なし。名スプリンターを父に持ちながら、どうもこの舞台では結果が出にくい傾向にあるのかもしれません。
さらにサトノレーヴの勝ちパターンは「前々で押し切る形」。それにもかかわらず、鞍上のモレイラは下げる判断を選択。これが完全に裏目となりました。モレイラ自身も次に制裁を受ければ来年の日本遠征がさらに制限されるだけに、“安全運転”に徹したとも見えますが、それでは勝負に来た意味が薄れてしまいます。
加えて、香港のスプリント路線は「世界最高峰」と言われがちですが、いざ日本の舞台に来てみれば惨敗続き。今回のサトノレーヴもその流れに飲まれてしまった印象です。
“サトノレーヴとは何だったのか”。残ったのは期待との落差だけでした。