
川田騎手が皐月賞のダノンデサイルについて「見た瞬間に無理だとわかった」と語ったことが話題になっている。
ここまで言い切るということは、実際にかなり明確な異変があったのかもしれない。川田騎手が「ダメだ」と感じるほどなら、他の関係者にも同じように見えていた可能性はある。
一方で、日本よりも馬体検査が厳しいと言われる香港でリバティアイランドが出走を許されているあたり、獣医のレベルでも外から判断できる異常は見つけられなかったのかもしれない。
とはいえ、こういった発言をすれば、「じゃあ自分のときはどうだったのか」と突っ込まれるのは避けられない。結局はすべて結果論。
良くも悪くも、後からだからこそ言えることが多いのも競馬の難しさだ。
ただ、やはり「お嬢さん(リバティアイランド)」の異変には気づけなかったという現実は残る。
ドバイターフであれだけの激走をした直後に、中2週での香港遠征。さらに長距離輸送も重なっていた。
今となっては「無理のあるローテーションだった」と言われても仕方ないし、陣営が批判されるのも当然だろう。
三冠牝馬という偉大な存在に対して、もっと敬意を払った使い方ができなかったのか――
そう考えると、やはり悔しさが残る。