黒馬: ねえ、来週の第64回宝塚記念、アスクビクターモアが参戦するって聞いた?
雷馬: 本当?アスクビクターモアって、昨年の菊花賞勝ちの馬だよね。2戦連続で大敗してたけど、復活を狙っているのかな?
黒馬: そうそう、今年は日経賞では出遅れてしまって9着、天皇賞・春では競走中止の影響で11着だったみたい。でも田村調教師は「馬の状態は良かったし、3200メートルは長かった」と言ってるんだよ。
雷馬: なるほど。だから2200メートルのレースならアスクビクターモアにとっては追い風が吹くってこと?
黒馬: そうみたい。アスクビクターモアの長所は速いペースで脚を使わせて、持久力勝負に持ち込むことなんだって。2200メートルなら展開の変化が起こりやすいから、その持ち味を生かせるんだって。
雷馬: それならチャンスがあるね。しかも、今回は前回のレースから2か月の休息期間があって、状態も万全だって言ってるんだよね。
黒馬: そうなんだ。それに横山武騎手とのコンビも2度目で、前回の騎乗プランをよく理解しているから、信頼できるって言ってるよ。
雷馬: いいね、信頼関係があると力になるよね。ただ、アスクビクターモアの課題はスタートなんだって。天皇賞・春でも後手に回ってしまってポジションを取りに行くのに苦労したんだって。
黒馬: でも今回はゲートの練習を重ねて対策をしているみたいだよ。高木助手は「実戦に近い形でプレッシャーを感じながらも冷静にいられるよう練習した結果が出ている」と言っているよ。
雷馬: 頑張って克服できるといいね。このレースがうまくいけば、秋に向けて自信がつくだろうし、菊花賞を勝った阪神で再び輝けるかもしれないね。
黒馬: そうだね、田村師も「ここは頑張らせたい」と言っているから、アスクビクターモアの再び輝く姿を見るために、準備は整ったんだと思うよ。
雷馬: 本当にいいメンバーが揃っている中でのレースだけど、アスクビクターモアがいい競馬をして自信をつけることができれば、秋のレースに向けて大いに期待できるね。阪神での勝利経験もあるし。
黒馬: そうだね、アスクビクターモアには再び輝いてほしいと思うよ。頑張ってほしいな。
雷馬: 絶対に応援しようね。アスクビクターモア、頑張って欲しい!